私たち、いきいき福祉会は「無差別・平等の医療と福祉の 実現をめざす」民医連(全日本民主医療機関連合会)加盟の社会福祉法人です。
いきいき福祉会は2003年、共立医療会の介護事業、特に施設事業を担っていくことを目的にNPO法人いきいき福祉会として設立され、職員の育成を行いながら、認知症対応型グループホーム、デイサービスを開設してきました。
その後、度重なる介護保険法の改定が行われる中で、「さまざまな障害や困難があっても、地域の中でいつまでも住み続けたいという高齢者の願い、介護の職場で働き続けたいという職員の生活を支える」ことを目指して、2014年社会福祉法人格を取得しました。
社会福祉法人取得にあたっては、共立医療会グループ、利用者、家族、町会をはじめ地域の方々の物心両面での支援、そして自治体の粘り強い指導がありました。
今日、社会保障制度の改悪が進められ、介護事業所そのものの存続が厳しくなってきています。私たちは、人権としての介護・福祉をめざし、社会福祉法人として、誰もが人間らしく安心して住み続けられる(くらしのなかに介護がある)まちづくりを共にすすめていきます。
私たちが目指すグループホームはその人らしく豊かに活きることです。 地域に根をはり家族、地域へホームを開放し、開かれた施設を目指します。また、個別ケアを重視した医療との連携で安全な暮らしと自由な空間の両立をはかることです。そして、専門性が発揮でき、働き甲斐のある職員集団を確立することです。
認知症があるが故に、在宅では限界と思われるケースが多く発生しています。八王子市では、2011年度「高齢者の孤独死」は80件となり年々増加しています。高齢者世帯の「一人暮らし、夫婦のみ」も2010年度は50%を超えました。又、高齢者生活保護世帯も比例して増加しています。このようなことから私たちは、生活保護の方も、入居できる地域密着型の施設を八王子で増やす必要があると考えます。
私たちは、さまざまな経験を持っています。
また連携に必要不可欠な医療においては、地域に根ざした共立医療会があります。
こうした実績と連携を柱に、地域の方と一緒に介護施設をつくっていくことを目指します。
【 認知症高齢者グループホーム利用者負担軽減が適用されます 】
〇軽減される方は、次の(1)~(5)を満たす方です。
(1) 被保険者本人の属する世帯の全員が市民税非課税(夫婦で世帯が異なる場合でも、配偶者が市民税非課税)
(2) 預貯金等の合計が、単身の方は1,000万円、夫婦で合わせて2,000万円以下
(3) 短期利用の利用者でない方
(4) 生活保護及び中国残留邦人等の支援を受けていない方
(5) 「介護保険負担限度額認定証」の交付を受けている方